パンドラの箱

自分の書いた小説などの文章をアップします。 いろんなジャンルがありますので、よかったら読んでいってください。読み逃げ全然OKですw

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その日僕は行きつけのヘアサロンにいた。
朝一番に予約を入れて、今日は少し髪型を変えてみようと思っていたのだ。
初めてパーマをかける。少し印象を変えようと思って。
その考え自体はよかったのだが、まさかこんなに時間がかかるものだとは・・・

パーマ液を頭いっぱいに塗りたくられ、ラップをかけて放置される。
その間、スタイリストさんたちは別のお客に取り掛かるのだ。
朝一番だからか、店に客の姿はまばらだった。
目の前に置かれた雑誌をぱらぱらめくっているが、どうにも欠伸がでてくる。
たいくつだ・・・

僕は、ふと鏡を見つめた。
目の前にはみっともなく頭をラップで包まれ、全身をケープで覆われた自分の姿。
その向こうに、こちらに背を向けている女性の姿が写っていた。
鏡の向こうの鏡、向かい鏡に映るその女性も、同じようにパーマをかけているものらしい。
似たような成りで放置されたまま、退屈そうに雑誌をめくっている。
全身をケープで包まれているので体つきはまったくわからないが、顔立ちは細めで、
目鼻立ちのすっきりとした顔立ちの、なかなかきれいな人のように見える。
といっても現在の格好では、その魅力の半分も見えないのだが。

雑誌にまた目を戻して、ふと顔を上げては女性を見る。
彼女もたいくつなのだろうか。
[隣にいたら話ぐらいできるだろうになあ・・・]
何度かそうしているうちに、時折向こうもこちらを見ているのか、鏡の中で目が合う瞬間があった。
気のせいかな、と思いつつ、だんだんその間隔が短くなっていった。

やっぱり、あっちも僕を見ている・・・?

お互い身動きをとりようのない状態で、鏡の中で視線を絡ませてはそらす。
繰り返しているうちに、何かゲームでもしているかのような感覚に陥った。

[くすっ]
突然鏡の向こうで彼女が微笑む。
目を微かに細め、口元をきゅっとあげたその顔がかわいい。
思わずどぎまぎしてしまう。
その表情を読み取ったのか、彼女はちょろっと舌をだしてべーという顔をする。
驚く僕。
面白かったのか、彼女はウィンクしたり、ふくれっつらになってみたりと表情をころころ変える。
僕はその度にどきどきしたり、驚いたりと忙しく、さっきまで退屈に感じていたのが嘘のように楽しい時間になっていた。
[面白い子だなあ]


そんな風にして最初は鏡を使って遊んでいたのだ。
でもそのうち、彼女は艶のまじったいたずらっぽい眼差しを向けてくるようになった。
舌ををぺろっと出す。最初はまたあっかんべーでもされるのかと思ったが、
さっきまでとは違う、舌のちろちろとした動きがどこか淫靡な印象を受ける。
すると、彼女は、ケープの中から真っ白く細い指をもってきて、指の先をぱくん、と咥えた。
[えっ・・・?]
最初は何が始まったのかと思った。
指を舌から上になめあげる動き、先をちろちろと舌先で弄くり、第1間接のあたりを裏からつつーと舌でなで上げる。
その様子を見て、はっきりと彼女が何をしているのかがわかった。
理解した瞬間、正常な男子の生理的なものとして、下半身が反応してくきてしまう。
[ちょっと・・・これはやばいよ・・・]
思わず腰が浮きかける。
それを見て、くすっと微笑む彼女。
指を舐めて、弄んではこちらを見つめる。
僕はしだいに、その指が自分のモノのような気がしてきて、先端が疼いてくる。
弄くる、撫でる、舐める、たまに歯をつつーっと這わせる。
そのすべての動きが下半身に直に感じられるような気がして、熱い。
[くっ・・・触られているわけじゃないのに・・・どうしてこんなになってるんだろう・・・]
思わず周囲に目を配るが、周りのスタッフたちは忙しく立ち歩いており、放置中のこちらにはまったく目も向けていない。

彼女の舌がぴたりと止まり、いたずらっこのように笑う。
人差し指で、ケープをつんつんとつついて、またくすくす笑っている。
[中でビンビンにテント張ってるのバレバレってことだよなあ]
ケープがかかっているこの状況に感謝だ。
見られたら軽く変態扱いだろう。

僕は、ケープの中に手を差し入れた。
ズボンが盛り上がり、すでにはちきれんばかりになっている。
指で触れたらいまにも暴発してしまいそうだ。
彼女は僕が手を入れたのを見ると、またそのいやらしくも魅力的な舌で指を舐め始める。
下着の中に手を差し込み、熱く固くなったそれを握り、ゆっくり上下にしごきはじめた。
触れなれているはずの自分の手が自分のものではないようだ。
あの白く細い指で、ピンク色の舌で、弄られ、舐められて、イかされそうになっている。
彼女の指が唾液で白く艶々と輝いている。それが自分の液体のように見えた。
手の動きが早まる。それに彼女の舌の動きも相まって・・・
[くうっ・・・だめだ・・・イッ・・・]
鏡の中で、彼女の顔が美しく笑った・・・もうだめだ・・・
「・・・すっ、すみません!ちょっとトイレ借りますっ!!!」
僕はあわてて立ち上がり、ちょっと前かがみでおかしいんじゃないかとか、
そんなことを気にする間もなくトイレに駆け込み、一気に放出した。

戻ってくると、すでに彼女の待ち時間は終わっていた。
鏡をのぞいても、彼女が楽しそうに担当の男性スタイリストさんと話している姿が写るばかりで、
決してこちらへ視線を投げてこなかった。

しばらくして僕の待ち時間も終わった。
シャンプー台へ移動し、洗い終わって元の席へ戻る。
鏡を見ると、もう彼女のセットは終わったらしく、その姿はなかった。
[せめて、一言でも言葉を交わしてみたかったなあ]
いくら同じヘアサロンに通っているとはいえ、また会える可能性は少ないだろう。
ましてや、背を向けて向かい合わせに座る確率といったらかなり低い。

僕はそれから、気落ちしながらスタイリストさんにセットを済ませてもらい、
すべて終わってから上の空のまま店の外へ出た。
明るい日差しが差し込む。
これからどこかへでかけようとしていたのに、そんなことは忘れ、浮かぶのは彼女の顔ばかりだ。
「・・・あーあ、話かけてみればよかった」
そんな後悔もときすでにおそし、か。
気晴らしにどこかへでかけようと歩き出す。
ふと顔を上げると、ヘアサロンの前の喫茶店のガラスがあった。
そこに浮かぶ・・・見たことのある、顔。
・・・彼女だ。
もしや鏡?僕は瞬間的に後ろを振りかえり、あわてて前を向きなおす。
すると、正面の彼女は、くすくすと笑っていた。
彼女の唇が動いている。
[オチャデモシマセンカ?]
唇はそういっていた。

僕はすぐに店に入る。
初めて正面に見る、きちんと髪をセットしている彼女は、
想像以上にかわいくて、僕はさらにどきどきすることになってしまったのだが。

END
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関谷うらら
  • Author: 関谷うらら
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