パンドラの箱

自分の書いた小説などの文章をアップします。 いろんなジャンルがありますので、よかったら読んでいってください。読み逃げ全然OKですw

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女は、近頃夫とのSEXが間遠になっていた。

自分はしたい、でも夫は自分に興味がない。
満たされないものを抱えながら、女はいつものように買い物をしていた。
ふと、普段なら目に留めることもなかった下卑たチラシが彼女の目線についた。
「身体に自信のある女性ならどなたでも歓迎いたします。お気軽にお越しください」
あきらかに怪しげな、おそらく風俗店の女性募集のチラシと思えた。バカバカしい。でも・・・
女は自分の身体を見つめる。
自分もかつては身体に自信があった。夫は結婚前は女の身体、特に胸や尻をよく褒めていた。
今も女はその頃の体型をなるべく崩さないよう週に2度はスポーツクラブに通っている。それでも確かに衰えは隠せないけれど・・・こんな努力をしていたところで、誰も自分の身体を省みるものはいない・・・もし、もしも見てくれる人がいるのなら・・・
女は、無意識のうちにチラシを剥ぎ取っていた。

*******

「チラシを見て来られた方ですね」
礼儀正しい声で、その男は言った。出迎えたのは、ここの店員らしい。涼しげな声の、どこか年齢が読めない顔立ちだった。
「あの、私でもいいんでしょうか」
言った瞬間、顔が紅潮したのを感じる。やっぱり来なければよかった。
「あの、帰ります、わたし・・・」
「お待ちください。・・・あなたは、何かを感じてここへ来られたのでしょう? 1回、体験してゆかれませんか?」
そのきっぱりとした涼しげな声に、女はなぜか抗えなかった。

面接の場所から出ると、そこは不思議な光景だった。
女たちがよつんばいになっていて、腰から前だけのぞかせている。その先は、分厚いカーテンの向こうだ。
「んっ・・・!ああっ、いいっ・・・!」
身体を揺らしながら喘いでいる娘もいる。
「あの、ここは・・・」
「ここは、決してお互いの顔を見ずに、快楽だけを求める男女が集っています。いろいろ事情のある方が多い昨今ですので、こういった場所があってもいいでしょう?」
たしかに相手に顔を見られないですむのは、人妻である自分にとっても好都合ではあるに違いない。
居並ぶ娘たちを見ながら、自分はここで尻を差し出し、誰かに選ばれることはあるのだろうか。ふと、そんな気持ちが頭をもたげた。
女は、スカートのジッパーを下ろし、パンストも下着も脱いだ。
不思議と羞恥心はなかった。みな同じ格好だからだろうか。
空気がひんやりと肌に当たる。いくぶん緊張と興奮で火照った身体にはそれも心地よかった。
「さあ、こちらへどうぞ」
女は男に言われた場所で、カーテンに丸く穴のあいた部分に身体を差し入れ、尻を突き出した。すでに、奥はいくぶん濡れていた。

******
1時間ほど経ったころだろうか。何度か自分の尻の近くで人の気配はしたが、みな素通りしていく。
やっぱり、だめ、なんだろうか・・・
そのときだった。
照明が落ちて、辺りが暗闇に包まれる。
そっと自分の尻を撫でる手の感触。体温の高い、手のひらが吸い付くようにさすり、時に叩き、堅いものを突き立てられる感触。
カーテンの向こうで何が起こっているのかわからないその興奮に身体が震える。
その手の主の男は、尻をしばらく撫でたあと、女の奥の部分の入り口をまさぐるように探ってきた。巧みとはいえないけれども、どこかツボをこころえているようなその指技に、どんどん自分が濡れそぼっていくのがわかった。もっと欲しい、もっと欲しいと尻を振る。
男はそれに応じるかのように、指の動きを速めて女を昂ぶらせていく。
(もうだめ、がまんできない、お願い、挿れて・・・)
そう思った瞬間。
女の身体に差し入れられたモノ。
(そう、これが欲しかった。これが・・・)
男は最初はゆっくりと、だがしだいに動きを速めてきた。
奥を突いてはスライドしてまた突く。
ダメ。まだまだ足りない・・・
「もっと奥まで突いてェっ・・・・」
叫びのように喘いだ。その声が聞こえてきたのか、子宮口のあたりを激しく刺激するように突かれる。何度も、何度も。
(ああ、こんなに気持ちのいいSEXがあったのね・・・!)
女の頭の中は男の与える快感でいっぱいになっていた。
無我夢中で腰を動かし、喘ぎ、もっともっとと哀願する。
「ああっ!はあっ!いいっ!もっと、いいっっーー!」
「ダメ、もうイク、イっちゃうぅぅぅっ!!」
女の脳裏は白く反転した。
その瞬間、熱い液体が尻にたっぷりとかかる感触がした。

******
「ありがとうございました」
女は笑顔でその店を後にした。
久しぶりの清清しい気持ちだった。
後ろめたさはないとはいわないけれど、自分の快感を解放することがこれほど気持ちいいと、久しぶりに気づかされた。
どこか浮かれたまま買い物を済ませ、家に戻る。
幸い、夫はまだ帰っていないようだ。
夕飯の支度が終わった頃、ようやく夫が帰ってきた。
「ただいま」
ドアから入ってきた夫の顔がどこか紅潮して見えた。
「おかえりなさい」
久しぶりに自然に笑顔が浮かぶ。
今日は、どこか夫の顔が魅力的に見えた。


女編 END
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関谷うらら
  • Author: 関谷うらら
  • 妄想大爆走な文章を書くのが趣味の♀です。
    「妄想は自分を裏切らない、妄想も自分を裏切ってはならない」が座右の銘ですw

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