パンドラの箱

自分の書いた小説などの文章をアップします。 いろんなジャンルがありますので、よかったら読んでいってください。読み逃げ全然OKですw

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ
電車の中で僕はいつも視線を感じていた。
朝7時半のラッシュ、だいたい周りは毎朝みかけるいつもの顔ぶれ。
でもこの日は少し違っていた。

すし詰め状態の電車の中で耐え難い圧迫感に苛まれながら、僕はぼんやりと甘い香りに包まれる。
誘惑の香り、と思ったのは間違いではなかった。
微かに股間をゆっくりとまさぐる手。それは確実に僕を快楽の高みへ昇らせようとしていた。

腰を引いて抵抗しようとするけれども動けなくて、あっさりその華奢で細い手のうちに堕ちる。
その抵抗を弄ぶかのように、手は上下に動き、指は膨らみを辿る。
布の上をまさぐる動きに耐えがたくなって呻くと、白い指はやがて心得たようにファスナーへかかった。喉がごくんと唾を飲み込む音がやけに大きく響いた。

下着の間をすり抜け直接いきりたったものへ触れると、すでにはちきれそうになっているのが自分にもわかった。
それをじらすかのように亀頭を撫で、肉棒を辿り、双玉を揉みしだく。
身動きのとれないまま翻弄される身体。
イけそうでイけない辛さが背筋を走る。
そのとき、耳元で甘い声が小さく囁いた。
「私も、もう、我慢できないの…」
ぬるりとした感触。それが一気にモノを包み込んだ。
熱い感触が、このラッシュの電車の中のように、ぎゅうぎゅうと僕を締め付ける。
車内が揺れる度、奥へぶつかる。壁にはコリコリとしたものがあって、そこへあたるたび、耳元では微かな喘ぎが聞こえる。
自分では動きようがないのに、周りの動きや、彼女のくねりに合わせて刺激されてゆく。
(…はん…あっん…いいっ…)
囁きが熱く耳にかかる。
脳内に点滅がやってくる。もうクライマックスも近い。
我慢できずに腰を小刻みに動かす。
[だめだ…イく…中でいくよ…]
さらに深く、深く奥へ。
(いいっ…私も…イっちゃう…)
[くっ…!]
僕は彼女の奥深くで達した。

「○○駅~○○駅~」
ざわめく駅の雑踏の中。
僕は電車のドアが開くと同時に吐き出された。
あわてて周りを見回すが、彼女の姿はない。
ひとときの幻想のように。でもあの感触ははっきりと残っていた。

あれからふと車内で同じ甘い香りに遭遇するたび、彼女の姿を探してしまう。
僕の身体は疼き、全身を包まれる熱い感触を求める。
…これは痴れものの恋とわかっていても。

END
スポンサーサイト

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

このページのトップへ
ブログ・カウンター
Today:

Yesterday:


SEO無料・出会い裏DVD・無修正不倫してみませんかホームページ制作

コメント

このページのトップへ

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ

トラックバック

FC2Ad

Information

関谷うらら
  • Author: 関谷うらら
  • 妄想大爆走な文章を書くのが趣味の♀です。
    「妄想は自分を裏切らない、妄想も自分を裏切ってはならない」が座右の銘ですw

    ご連絡などありましたらこちらまでw
    urara0202777@excite.co.jp

Search

Calendar

07月 « 2017年08月 » 09月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。